BACK TO SCHOOL
VIA FERRATA
社会と環境に配慮したアプローチ「改革への情熱」の一環として、ジバンシイはパリ国立高等美術学校(Ecole Nationale Supérieure des Beaux-Arts)とパートナーシップを結んでいます。特にメゾンが社会貢献のために力を入れているのが、ヴィア・フェラータ。さまざまな地域・文化圏出身の才能あふれる若きアーティスト(80%が奨学金を受けています)が、最高峰の美術学校に入学できるようサポートしています。
2021年9月13日。
ヴィア・フェラータ・プログラムが再始動。本年度は50名の学生を受け入れました。プログラムの参加人数は、エコール・デ・ボザールとジバンシイの協力によって2倍に。フランス国内および海外出身の学生たちは、昨年5月に600名の候補者の中から選ばれた精鋭です。
初日を迎えた今日、ヴィア・フェラータの新入生は、祝典が行われるエコール・デ・ボザールの円形劇場(アンフィテアトルム)に集合。学生や教諭と顔合わせをすませ、年間カリキュラムについて説明を受けました。
学生が学ぶのは論理と実践の両方で、学生のために特別に企画された展示会ツアーやテーマごとのワークショップに参加できます。さらに年度末の入試準備をサポートするために、学生たちは模擬陪審セッションを体験したり、入学を希望する美術学校のオープンキャンパスに参加することになります。
例年の2倍の学生を受け入れるために、ヴィア・フェラータ・プログラムのワークショップを拡大することに。 こうして、歴史上名高いサン=トゥアンの敷地に、新しいワークショップ、R.1.14が開設されました。ヴィア・フェラータでは初となる、エコール・デ・ボザールのパリキャンパス内でのワークショップも行われます。このワークショップは、写真、映像、パフォーマンスアートの他、進学を希望する学生の入試準備に特化しています。この新しい体制が確立されたことで、学生たちはエコール・デ・ボザールの資源である図書館、講義、展示会に立ち入れることになります。
学生たちやヴィア・フェラータ・チーム全員が、最高のスタートを切れることを願っています。
© Photos and videos credits: Hugo Aymar & Agence PANAGŌN